喫煙をする女性はアフターピルの服用に注意

アフターピルは緊急避妊法のひとつとして用意されたピルで、コンドームなどを使った避妊が失敗した場合や、性犯罪に巻き込まれた女性のために使用されます。基本的には低用量ピルなどのホルモン剤と同じですが、混合されたホルモン量が高濃度となっており、一時的に女性のホルモンバランスを大きく変化させて、排卵を抑制するか子宮内膜を剥がすことで生理を起こさせ、受精や着床を阻止して避妊を成功させます。ピルを服用するとめまいや頭痛といった副作用がありますが、これらは配合されるエストロゲンが血管を凝固させる働きがあるため、血液の循環が悪くなって起こります。頻繁に服用する低用量ピルでは、血液の循環が悪くなることで血栓症のリスクが高まるとされ、高齢の喫煙者には処方がされないことも多いようです。生活習慣で最も血栓症のリスクが高いのがタバコで、血管を収縮させる効果があるため、タバコを吸っていない人の約150倍のリスクがあると言われています。アフターピルでも同様に高濃度のエストロゲンが混合されており、血液の流れが悪くなることで副作用が出やすくなっているのです。そのため、アフターピルは産科、婦人科で処方されますが、高血圧などの疾患がある人は利用できない場合もあります。喫煙だけならば問題ないとして処方されることもありますが、いずれにしても医師の指示に従って使用することが大切です。継続して服用するわけではないので、通常であれば問題はありませんが、喫煙と高血圧が重なっていると危険性もあります。最近では処方箋なしで個人輸入してストックする人もいますが、自分の体調が管理できずに使用すると血栓症にかかる可能性もあるので、使用には十分に注意しましょう。

ページの先頭へ戻る