アフターピルは常備しておくもの

緊急避妊薬のアフターピルは、コンドームなどを使用していたが破れてしまったなどのトラブルがあった際や、レイプといった犯罪に巻き込まれた女性に使用されます。
アフターピルは女性ホルモンに近いエストロゲンとプロゲステロンが混合されたホルモン剤で、使用することでホルモンバランスを変化させて消退出血を起こし、受精や着床ができないようにする効果があります。
この効果は性交後72時間が限度とされ、平均で80%ほどの避妊率を誇りますが、早く使用すればその分だけ成功率が上がる特徴があります。
アフターピルは市販されておらず、近所のドラッグストアなどでは購入することができません。
産婦人科で処方してもらうことができますが、どの産婦人科でも処方できるわけではないので、購入する時は、処方してもらえる病院を予め調べておく必要があります。
男性がコンドームを装着するのを拒否することも多く、装着しても知識が無く、間違った装着方法で避妊が失敗することも少なくないので、望まない妊娠を回避するためにも、女性自身が避妊する方法を用意しておくことも必要です。
避妊が失敗した直後では慌ててしまって、冷静に購入することができなくなります。
性交後から12時間以内に使用すれば95%もの成功率があるので、仕事や用事ですぐには行けずにずるずると時間を延ばしてしまうリスクも考えると、毎回病院で処方してもらうよりも常備しておくと良いでしょう。
基本的に病院では前もってアフターピルを処方はしてくれず、避妊が失敗した時でしか購入することができません。
そのため、ネット通販を利用してアフターピルを購入し、いつでも避妊できるようにしている女性が増えています。

アフターピルは効果も副作用も強い

避妊に失敗し、妊娠を緊急に防ぐ必要がある場合に強い味方となるのがアフターピルです。
性行為の後に服用しても避妊確率は80%以上、性行為から24時間以内に服用した場合はさらに避妊確率が上がり、95%もの高確率で避妊に成功するとされています。
ただし効果が高いということは、それだけ身体にも負担をかける薬ということでもあります。
アフターピルは低用量ピルよりも効き目が強いので、副作用が発生する確率も高くなるかもしれません。
アフターピルの主な副作用としては、吐き気、めまい、倦怠感、下腹部の痛み、出血の増減、むくみなどさまざまですが、なかでも代表的なのは吐き気です。
副作用が24時間を超えて長時間続くことはまれですが、どうしても吐き気が我慢できない時は吐き気止めを服用するといいでしょう。
またアフターピルは安全性も確保された薬ですが、上記に挙げたような副作用以外にも身体に重大な影響を及ぼす副作用が起こる可能性は否定できません。
アフターピルを服用した後にひどい頭痛や胸の痛みなどに襲われた場合は、すみやかに専門医を受診しましょう。
このようにアフターピルは効果も非常に高い半面、副作用の心配も高くなります。
ですからこの薬はあくまでも緊急避難的な目的で使うのが基本となります。
最近はインターネットで簡単にアフターピルを購入できるようになったこともあって、この薬を常備している人も数多くいます。
確かに望まない妊娠を避けるための準備をしておくことは大切なことですが、乱用するのはリスクがともないます。
コンドームや低用量ピルを用いた避妊を心掛けつつ、いざという時の最後の手段としてアフターピルを使うようにすればいいでしょう。

アフターピルは保健適応外?

避妊に失敗したり、合意ではない性交渉を行って妊娠してしまう可能性がある時に服用するアフターピルは、緊急避妊薬と呼ばれています。
アフターピルには合成された女性ホルモンが配合されていて、それを服用することにより体内の女性ホルモンのバランスを崩します。
女性が妊娠したり生理になったりするのには女性ホルモンが大きくかかわっていることはよく知られています。
アフターピルを服用するのは、排卵を止めたり、受精卵のベッドとなる子宮内膜を強制的に排出する濃度の女性ホルモン量にすることで妊娠しない女性側の身体の環境を作り出すことが目的です。
このアフターピルは健康保険を利用することができません。
健康保険は「国民みんなが健康的な生活を送ることができる」ために作られているもののため、避妊に失敗した場合には利用できません。
全額自費負担となり、診察とアフターピルの料金を含めて10000円程度かかります。
しかし、レイプなど無理矢理性交渉を行った場合には、アフターピルと病院の診察代を公費で支払われる制度があります。
この制度を利用する場合には警察に通報してレイプがあったという証明がなされなければなりません。
また、最初に受診した際には全額自費で支払いをして、後でかかった金額が返還されるという制度になっています。
お金がかかるから、恥ずかしいから、という理由でアフターピルの服用を引き延ばすのはやめましょう。
72時間以内に服用すれば妊娠するリスクを低減することができるものですが、避妊の失敗などから早く飲めば飲むほど妊娠するリスクが低減しているというデータがあります。
妊娠をしたくない場合には、一刻も早くアフターピルを服用するべきなのです。

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